確認は大事
年の瀬でテレビが面白かったりつまんなかったりしますね。
保育園に通ってた頃、親の仕事が忙しかったこともあり絵本とビデオをたくさん与えてもらってました。
ビデオはもっぱらビデオ1で借りてました。そこは今のTSUTAYAみたいに綺麗じゃなかったんです。
ビデオ1は汚ったなくて、店員は何故かみんな小汚い疲れたお兄ちゃんでした。髪も長くてあぶらっぽいし、ヒゲも生えてる。
子供が来る場所ではないな、という感じが子供ながらにわかりました。
だからそんなお店に足を踏み入れるのもなんだか特別なことのように思えたのです。
今でもたまに汚いレンタルショップを見かけますが、懐かしさを感じてしまいます。
ビデオ1で借りていたのは
「うちのタマしりませんか」。
3丁目に住む色んな人に飼われている猫たちの物語り。
銭湯の猫や、野良猫、あ、そう。犬も出てるんでした。
これを借りるきっかけは、近所のお姉さん(小学校高学年?から中学生くらい)の家に遊びに行った時に見せてもらったのがはじまり。時々切ない話もあり、大泣きすることもありました。
他には、なぜかティムバートンのストップモーションアニメなど。
「ジャイアントピーチ」
「ナイトメアビフォアクリスマス」
5.6歳の頃には見てた気がします。
どうして同じ監督のアニメを見てたのかは分かりませんが、母に聞くと「だいたい全部自分で選んでもってきた」とのこと。
ビデオ1の棚の配置がそうだったんでしょうか。
同じ監督の映画を意図せず選ぶなんてにょっとカッコいいじゃないか、と子供の頃の自分を一目置いてみたりなんかして。。。(^^;;
これだけ鮮明にビデオのことを覚えているのは、
うちのタマしりませんか
も
ティムバートン
も
どちら
も
見るには早すぎる年齢で見てしまったからなのでしょう。
パンチ強すぎて記憶に残りまくり、
当時は夢に出てきまくり、
歌とか未だに覚えてます。
特にジャイアントピーチは本当によく夢に登場しました。大きな桃に乗って冒険に出るのですが、ナイトメアより怖い映画です。てゆーかジャックも一瞬登場してます。
私はそんな小さい頃の経験から、
時々シュールだったり、
怖かったりする映画も好んでたまに見るようになりました。
するとお母さんは「絶対リビングで見ないで、私の目の触れないところで見て。なんでそんなの見るのよ。」
なんでそんな好みになったんだか、みたいなことを言います。
結構前にも書いてますが、小5の頃に夜中にホラー映画を1人で再生してました。
でもさ、お母さん。
ほとんどのビデオを自分で選んでた、
と言うけれど
1つだけお母さんから酷いやつ勧められたことがあるんだよ。。。
1991年に公開したロビンウィリアムズのフックです。これも保育園時代に見てました。確か大人になったピーターパンの話?だったかな。とにかくフック船長が恐ろしすぎるのです。子供部屋をフックであける仕草が怖かったようなそうじゃなかったような。
それを見た夜は外からフック船長がくるんじゃないかと怯えてました。
フックを使って家のドアを開けて入ってくると思い込んで、ガムテープで玄関をガチガチに止め出たような気もします。
そんなコワイ作品をよくもまぁ対して確認もせず
「これ、ひーちゃん好きだと思うの」
と言って持ってきたもんだ
「どこがー!!!!!好きなんだよおおおおおおおお!!!!こわ、こわいよおおおおおおお!!!!ややややめてよおおおお!!!!ばかああああ!!!!」
と嗚咽たっぷりに泣きながらお母さんを殴りにかかった記憶があるので確かでしょう。
確かにピーターパンは好きでした。
でもそれはアニメーションで可愛いやつだもん。
実写版はまったく別物だよ。
そんなにこわいと思ってなかったのでしょうね。
悔しいのは、ビデオは1人で見てたので
お母さんが未だにフックの恐ろしさを知らないことです。題名からして怖いよね、とは言ってたけど。
あとジュマンジも見せられたな。
ロビンウィリアムズ推しか?
子供の頃、受ける影響ってデカイので
見せるビデオや本はしっかり確認しないとダメです。
今日はDVDを3本(3枚?)みました。
昔のお母さんのことを少しだけ思い出したのでメモ程度に。
今度フック借りちゃおうかな。。