書きたいときしか書かない

文字に触れて落ち着きたくって始めました。2014.04.23

チャリンコメモリー


香りや音から記憶が蘇ってくる話はよくありますし、よく体感しています。
特に音楽は
MEG
この辺を聴いていると京都を思い出してしまいます。


大学生活の3年半、
京都に住んでました。
今は休学してるので、家は引き払い実家で暮らしています。実家は新潟です。

今日、ふと自転車に乗ってスーパーへ買い物に行きました。
マイ自転車はピンクのママチャリ。
これは大学近くのチャリ屋で購入し、京都を爆走しまくった自転車です。


鴨川の真横を走り、河原の砂でタイヤを白く汚した。

同志社大学】と書かれた趣味の悪い黄金色のステッカーを貼って、堂々と京大に停めた。

夜中、鴨川に友達と集まってケーキを食べたり、明け方まで語って虫刺されを増やしたりできたのもこの自転車があって心強かったからだった。

でもちょっぴり怖い時は
盗んだバイクが盗まれた〜♪
と15の夜を歌って変人を装った。


そんな思い出いっぱいの自転車に久しぶりに乗ってきました。
何の気なしに跨った瞬間、色んな記憶が蘇ってきたものだからセンチメンタルになりました。

家から数分のスーパーに行く間に、信号が一つ、坂道が数メートルあります。
そのどーってことない道を走っただけで、この自転車は、明らかに新潟よりも京都の方が走り慣れていることを思い知りました。
新潟の方が道幅が広く、自転車ユーザーが少なくて走りやすかったとしても、京都の方がしっくりくるのです。

なんでだ!?
その理由が分かるまで漕ぎ続けました。
漕ぎ続けた結果、
自転車に乗る私の身体が京都仕様なのだということに気がつきました。
ながーく緩やかな坂道を下るときは、知らない間に加速するのでブレーキを軽く握っているし、反対に登るときは力を入れてペダルを踏みます。
無意識の内に新潟でやったから、少し走りにくかったのですね。

この自転車の新潟での走行距離は、京都でのそれを追い越さないようにしたいなぁ。。。

カレーを作りながらぼやっと考えたのでありました。

次回、ゲスとMEGとパスピエ篇。